【iPad mini2】バラして修理してみる【途中】

※本ページを参考にiPadを分解し、破損したとしても当方は責任を負いかねます。

■林檎の修理費高くね?

今回バラしたのは2014年10月に購入して以来、ガシガシ使い倒したモノ。

若干はっきりしないのだが、今日でちょうど使用三年目っぽい。

電源につなぎっぱなしで使うことが多かったせいか、今年の春ごろにはぶたさん状態になってしまっていた。

バッテリが膨らみすぎ&熱のせいで接着が剥がれ、ディスプレイが浮き上がってきてしまった。

直したいなーとは思っていたものの、保証切れなのでメーカーに出すと8800円掛かる。

 

■とりあえず怪しいパーツ屋に持っていく

別件で行ったついでに聞いてみたら、店主のオヤジがちょうどiPadを修理している最中だった。適当にバラしてあるのを見せてもらって内部構造をふんわりと把握。

ディスプレイを固定しているのはただの両面テープのみなので、ドライヤーであっためて後は薄いヘラなんかを突っ込めば剥がせる。

でもオヤジ曰く、最初にヘラを突っ込む隙間を作るのが大変らしい。ガリガリやって今弄ってる修理品は液晶傷つけちまった上にコネクタに問題があって直せなさそうとのこと。面倒くさくてやりたくないから自分で修理すれば?と言われる(笑)

バッテリなら適当にネットで買えるし、深セン辺り(中国の電気街)から予備もまとめて輸入すればいいよと無責任に投げられた。それもそうかと納得する。

幸いなことに自分のiPadは勝手に隙間が出来ているので、あとは剥がすだけだ。

 

■iPad mini2の内部構造とバッテリ交換方法

iPadの構造を簡単に説明すると、

上から

・液晶ガラス

・液晶パネル

・金属製の中敷き(ネジ留めされている)

・左側三分の二ほどのスペースを占める縦長のバッテリ(二つを接続したような形になっている)

・右側の余ったスペースにCPUと記憶装置、それにバッテリをつなげるためのコネクタ

・アルミ製の外装

となっている。

この手の製品にしては珍しく、分解に特殊なドライバや工具は必要なかった。

というかあまりにもパーツ数が少ないのでびっくりした。

強いて言うなら最初に両面テープで接着されている液晶ガラスとパネルを剥がすのが一番難しいだろう。自分は構造の把握が甘かったのと、適当に定規を突っ込んだせいで液晶に傷がついてしまった。

これから分解しようとする方向けの注意として、ヘラを突っ込むのはフチの部分だけに留めること。液晶ガラスと液晶パネルはそれぞれ順番に慎重に剥がすこと。それらに気を付ければ液晶を傷つけずに剥がすのもさほど難しくないだろう。

上層の2パーツは本当にテープでくっつけてあるだけなので「かたいけど実はネジ留めしてあって力込めたらバキッとかならないよな……」と不安になる必要はない。ある程度弾力があるとはいえ一気に引っぺがすと絶対割れるので、フチの粘着テープをヘラでなぞるように剥がしてから全体を取り外そう。

繰り返すがネジ留めされているのは液晶パネルの下にある金属の中敷きだけである。

バッテリは外装に直接接着されているので力任せにバリバリと剥がす。どうせ捨てるものなので折れようが曲がろうが関係ない。外装は丈夫なので力を入れても特に問題はなかった。

バッテリの端っこから伸びているコネクタはちょっと引っ張ると簡単に抜ける。ただし、コネクタの接続部にはネジ留めされた蓋がついており、まずはそれを外さなければならない。というかその蓋で上から抜けないように押さえつけている感じだ。バッテリを抜いた後は元に戻しておこう。

どうせ壊れかけだし内部構造を見て遊ぼうという気分でバラしたので、実は新しいバッテリを購入していないのだが、入手出来た場合、両面テープで内部に張り付けてコネクタを繋げればいいだけ。

 

バッテリを購入したら取り付けと組み立ての記事もあげるつもりです。